脱力するための練習に特化したメソッドですか?
脱力も重要なキーワードですが、ガチガチに固まっていない、自在にコントロールできる状態に身体を調整し、演奏に必要な表現へとつなげていくための様々なトレーニングや奏法を学ぶメソッドです。
固まってほしくないところを緩めるために脱力の感覚をつかむことと、そのために必要な支えをどこで作るかを同時に意識できるよう、身体の使い方を知り、実践していきます。
くわしくは次の記事からの連載をご参照下さい。
対象は大人だけですか?
もともとはピアニスト向けに開発されましたが、現在ではその内容を3歳の子どもさんでも使える内容から一つずつ習得していく教材も制作され、子どもさんから大人まで、全ての年齢の方に対応できるコンテンツとなっています。
指が弱い、音が固い、指が回らないなど、演奏上の様々なお悩みに対して、改善するためのツールを選択して適応することが可能です。
どこで学べますか?
創始者大嶋聡子によるセミナーの他、全国各地の公認トレーナーによるセミナーも随時開催しております。個人レッスンもご受講可能です。オンラインレッスン対応のトレーナーも多数在籍しております。
どのような効果が期待できますか?
ピアノ脱力法メソッドを実践されているピアノ講師、ピアノ学習者の感想のほんの一部をご紹介します。
私はいつも、肩や背中のこりがひどく、整体に通っていました。また、毎日主人に肩をもんでもらうのが習慣でした。
驚いたことに、一回目の受講で、まるで背中に羽が生えたかのように肩が軽くなり、「私、飛べる!」と思った程です。
帰って、主人に「みてみて!」と触ってもらったら、主人も「何これ?指が入る!」と本当にびっくりしていました。
また、想像していたような練習ではなく、普段見落としているポイントをついた内容でした。
それから、手が小さい私ですが、和音がつみやすくなりました。
Mピアノ教室 M・M先生 音大卒
学生の頃は、ただがむしゃらに弾いていました。先生にはよく身体の固さを指摘され、悩んでいました。ただ、その身体の固さをどのようにしたらよいかは教えて頂けませんでした。
1と5の指は動きにくくずっと困っていましたが、ピアノ脱力法メソッドを教えて頂き実践することで、やっと解決できました!
固い身体をほぐし脱力することで、タッチや動きが変わってきて、やわらかい音が出せるようになった気がします。
ぜひ続けて行き、自分の生徒にも教えたいと思います。
K音楽教室 Y・K先生 音大卒
初めてピアノ脱力法メソッドに参加させていただきましたが、自分でも気付いていない手指の癖を知ることができました。
正直、今までピアノを弾く際の手の型や力の入れ具合、また脱力についてあまり深く考えていませんでした。しかし、スポーツにも基本のフォームや基礎トレーニングがあるように、楽器を演奏するにもそれがあって当然なのだと今更ながら考えさせられました。
回を重ねて行くに従って、ピアノの音がどう変わっていくか楽しみです。ピアノを弾かれる方は是非、このトレーニングを勉強されることをお勧めします。
アンダンテ主宰 金子佐知子先生 武蔵野音大卒
これをやっただけでこんなに指の形が変わったり、やりやすくなるのか!と驚きました。
やっていることはわりと地味なのに、効果が目に見えて分かるのが面白かったです。
ピアノ学習者 H.S.